Dream Baby Dreaming

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Je voudrais me couper les cheveux.



フランスに入国して以来、一度もハサミを入れていなかった髪の毛を、遂に切る決心をした。

パリの美容院のカットの料金は40€前後が相場らしい。日本の美容院と同じくらいであろうか。

渡仏前から、せっかくなのでパリジャンに切ってもらおうと考えていた。しかし、無精なもので、自分の語学力を半ば言い訳に、気が付けば、かれこれ4ヶ月以上放置してしまっていた。
いい加減うっとうしくなり、どこか良いところはないかと考えあぐねていたところ、友人が安くてなかなか感じの良いお店があると教えてくれたので、そちらで切ってもらうことにした。

お店の名前は「Arnaud PAYEL」。coiffure masculineという名の通り、男性のためのサロンである。地元のおじさん、お洒落な若者とけっこう幅広い層が来ており、こじんまりとしたスペースにオブジェがきれいに配置されている。入口にテーブルと椅子、植物が何気なく置かれているのに好感が持てた。coiffure masculineを床屋と訳して良いか迷うところだが、日本では「cut atelier room3」(チェーンではなく個人の方々でやっていらっしゃるお店)で何年もお世話になっていたので、ここに来てcoiffure masculineとは我ながら意外な選択であったと思う。
料金はカット&シャンプーで19€。予約時に気付いたのだが、この店は2人の男性が経営しており、一人の客につき、基本30分が当てられているようだ。けっこうタイトな時間だが、それが安さの理由なのかもしれない。だからといって決して手を抜かずに、ハサミと櫛を動かし続けていた。タンッタンッタンッとあっという間に終ったが、心地良いひとときであった。
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by drmbbydrm | 2011-03-29 06:17 | PARIS

RAD HOURANI AUTOMNE HIVER 2011-2012

RAD HOURANI

RAD HOURANI

パリファッションウィークのラストを飾ったのはRAD HOURANI。バスティーユ駅近くのショールームで行われた。

内容は2つに分かれており、前半は短編映像が流れ、後半はプレゼンテーションの形式であった。
前半は、抽象的なイメージが幾重にもよぎるクールな映像と、各ルックの紹介。上の写真はその映像の一部である。各ルックの部分は説明を付けるために必要とはいえ、ややムードが緩んでしまった。

後半はモデルのIrina Lazareanuを招いてのプレゼンテーション。Rad Hournaiの服を身にまとった彼女をデザイナー自身が脱がせてゆく。パーツごとに剥がしてゆくといった方が適切かもしれない。前半の映像の音楽が激しいエレクトロだったのに対し、後半はIrina自身が歌うアコースティックな音色が流れていたため、とてもパーソナルな雰囲気であった。前から、どことなくプラモデルのようだと思っていた、各パーツを組み替えて出来上がる服が、色っぽく見えた。思い返してみると、オノ・ヨーコ(Yoko Ono)の「Cut Piece」から影響を受けたのかもしれない。シンプルながらも余韻の残るプレゼンテーションであった。

RAD HOURANI
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by drmbbydrm | 2011-03-27 05:55 | PARIS COLLECTION

AGNÈS B. AUTOMNE HIVER 2011-2012

AGNÈS B.

AGNÈS B.のデフィレはテュイルリー公園近くのホテル「Le Meurice」が会場であった。
各席にはAGNÈS Bの紙袋が置かれており、中にはプレスリリース、プログラム、イメージブックなどが入っていた。プレスリリースによると、1789年に起ったフランス革命にインスパイアされたようで、「au palais royal en 1789」と題されたイメージブックには、ナポレオンハットを被った男女がパレロワイヤル内を自由に歩く写真が載っていた。

あくまでも推測にすぎないのだが、このテーマはパリファッションウィークに対する彼女なりの決意表明ではないのだろうかと思った。ディオールの事件は偶然に過ぎないにしても、この産業のしがらみから軽やかに抜け出し、自らのステップでファッションを楽しみましょう、という。

カラフルでありながらも、優しい色合いの服を身にまとったモデルたちが楽しそうに現れるため、こちらまで心が弾んでしまう。服は日常的なものから、ちょっとした社交服まであり、もしカーラ夫人が着たら、少しはフランスの未来は明るくなるのかなと思ったりもした。

各々がファッションを楽しめる現在に対し、このあり方は優しく、ファッションを考えるにあたって一番大切な部分なのではないだろうか。
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by drmbbydrm | 2011-03-23 05:21 | PARIS COLLECTION

COMMUUN AUTOMNE HIVER 2011-2012

COMMUUN

COMMUUN

シルエットや素材はとてもよく考えて作られており、美しかった。しかし、ちょっとTOO MUCH感を覚えてしまった。スポーツの要素をミニマルなドレスに取り入れているのがユニークだが、良くも悪くも小技がとても多く目が泳いでしまった。ポイントが如実に現れている部分より、切り返しのディティールの美しさに目を奪われた。
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by drmbbydrm | 2011-03-20 00:06 | PARIS COLLECTION

11/3/2011



それは突然のことで、あまりにも甚大な被害をもたらしてしまった。
当日の朝はあまりにも晴れ渡っていたため、とても信じることができなかった。
ここで触れることのできる情報量の少なさに歯がゆい思いをしている。
相次ぐ被害に、胸騒ぎを覚えるばかりだ。

ただ、twitter上での日本人のふるまいには感動を覚えずにはいられなかった。
スクリーン上の活字を追うだけで、他者を想う心の深さに満ちていたのだ。

また、ここに住む多くの国籍の方々が日本のことを気遣ってくれている。
ありがたいことだ。

日本は変わってしまった。
問題は山積みだが、以前の暮らしを取り返すより、勇気ある行動、
他の可能性へと人々が歩み始めようとしている。そんな気がする。

震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。
多くの命が無事でありますように。
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by drmbbydrm | 2011-03-17 08:57

YOHJI YAMAMOTO AUTOMNE HIVER 2011-2012

YOHJI YAMAMOTO

あの事件後、YOHJI YAMAMOTOはどこか吹っ切れたように感じる。それまで奥に隠れがちであったセクシーが徐々に露呈され、更には声を大にして語られることのなった彼自身の人生観が「My Dear Bomb」という1冊の書籍となり、今年に刊行されたばかりである。守りに入るどころか、ますます攻めの姿勢を強めている。

そして今回のデフィレは、さらに自らの重荷を捨て去るような大胆さに満ちていた。彼自身のシグネチャーカラーである黒、赤を用いてはいるのだが、驚くほどに軽やかだ。会場の照明はとても明るく、ディティールまではっきりと見ることが出来た。秋冬コレクションであることを忘れてしまうほどの、透け感のある服たちが多く、レースのワンピースからは地肌の様子が垣間見れてしまう。逆立ったキャンディカラーのヘアや、肌を這うレギンスが一層ラディカルな雰囲気を高めている。ロックでセクシーで、下手に触ると火傷しそうな、しかし非常に突き抜けたショーであった。
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by drmbbydrm | 2011-03-11 07:18 | PARIS COLLECTION

GASPARD YURKIEVICH AUTOMNE HIVER 2011-2012

GASPARD YURKIEVICH

Gaspard Yurkievichはパリ生まれのパリ育ち。今回はメンズも混ぜての発表であった。
パリ・ファッションウィークといえど、フランス人デザイナーは意外と少ない。詳しくは分からないが、総体数では日本人デザイナーの方が多い様な気がする。そして、各会場で働いている日本人の数の多さにも愕然とする。。。

写真のドレスの様に、服や靴のディティールはとても品良くまとめてあり、日常的に着やすい服が揃っている。色はブラック、(藍色に近い)ブルー、グリーンのチェック、ベージュが基調とされ、ブルーのきれいな配色に心が躍る。しかし、パターンがボディに沿っていないような印象を受けてしまった。ドレープはきれいに作られているのだが、あくまでも飾りとしてしか作用しておらず、ぎごちなさを感じてしまった。テイストはとても良かっただけに、少し残念。
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by drmbbydrm | 2011-03-10 06:32 | PARIS COLLECTION

les deux hommes

two guys

パリ・ファッションウィークのテュイルリー公園はお祭りのような賑わいを見せている。過去に何人かのスターを生んだストリートスナップも今や飽和状態のようで、公園にはカメラを持った人々で溢れている。人々の写真を撮ることには興味があるのだが、自分も不特定多数に紛れるのが嫌でカメラは始終鞄の中に入ったままだ。しかし、彼らを見た途端、思わずカメラを取り出して撮りたいと素直に思えた。お洒落な黒人って最強のような気がする。
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by drmbbydrm | 2011-03-08 07:12 | PARIS COLLECTION

BLESS N°43 Know Howowow

BLESS

パリコレクションはだいたい会場が似通っているようだが、他とは全く違う会場でBLESSのプレゼンテーションは行われた。場所は7区の閑静な建物(ギャラリーもしくはカフェであろうか)の1・2階を使用。

BLESSは毎回異なったプレゼンテーションで話題を呼ぶユニットで、今回はBLESSの服を着たモデルが絵画のモデルなるという演出。観客はいくつかの絵が描かれている状態で足を踏み入れるため、すでに幾重にも解釈の幅が広がっている。モデルの服と描かれている絵を見ながら、しばし立ち止まる人々。
ニットがモップのように付けられたアイテムはユーモアに溢れていたが、服はリラックスしたシルエットでいつになく上品。これも世相を反映してのことだろうか。素材も質の良いものが多いので、BLESS流のリアル・クローズは実際に身につけてみたいものが多くあった。
ファッションイベントというよりも、ギャラリーのオープニングに居合わせたかのようで、全体的にリラックスした雰囲気も含め、かなり満足出来た。

日本のプレスの方々にお世話になったので、ここでお礼申し上げます。

BLESS

BLESS
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by drmbbydrm | 2011-03-07 07:27 | PARIS COLLECTION

LUTZ AUTOMNE HIVER 2011-2012

LUTZ

LUTZのショーは素材の使い方とカッティングの巧みさが際立っていたので、見ていて非常に気分が上がった。
ニット、レザーなどの素材のMIXが分かり易く提示されており、肉体に沿りながら、小川のせせらぎのように、ゆったりと流れるドレープがとても美しい。陰影を現すことなく、どことなく感じさせるジャポニズム。色も黒、白、黄色を基調とし、明らかでシンプル。それなのに、豊かな自由を感じさせるコレクションであった。
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by drmbbydrm | 2011-03-05 08:42 | PARIS COLLECTION