Dream Baby Dreaming

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コルビュジェに触れる



パリ14区の隅っこにCité Internationale Universitaire de Parisというエリアがある。ここは世界中の学生が住む総合施設だ。偶然知り合ったスイス人の友達がここに住んでおり、案内をしてもらうことになった。公園のなかにそれぞれの国の学生が住む建物が点在し、その中央部にホールやアトリエ、図書館、プールを総括する建物があるという感覚をおぼえる。そして、国毎にデザインの異なる建物は外観を見ているだけでも楽しく、個性を遺憾なく発揮している。日本館もあり、旅館を縦に引き延ばしたかの様なデザインであった。
各国の建物を見、練り歩いた後、いよいよ「スイス館Fondation Suisse」を案内される。これは近代建築の巨匠ル・コルビュジェが手掛けた建物である。目に入った途端、外観の直線のしなやかさに目を奪われてしまう。この建物に限らず、各国の建物は通常入ることは出来ない。本当に偶然の出会いに感謝しつつ、中に入ると、いつまでも真新しい建築がそこにあった。光がつねに満ち、ゆるやかな曲線を描く階段や美しいロビーの絵画、ところどころを彩る壁の色合いや彼の家具たち。部屋も案内してもらえたのだが、部屋内のレイアウトもコルビュジェの手によって施されており、心底羨ましかった。
写真も撮ろうとカメラを持参したのだが、この建物を撮ることがいかに難しいかを思い知らされた。一見ミニマルに見えるのだが、ディティールの文脈があまりに多いため、焦点が定まらないのだ。
そういうわけで、ごく一部のものしか撮ることができなかった。
友人が許してくれるのなら、もう一度撮りに行きたい。是非。


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by drmbbydrm | 2011-02-28 05:39 | PARIS

ヴォージュ広場



2011年になってから、ほとんど雪の降らないパリ。12月は、あまりの寒さに心身ともに堪え、日本との気温差に愕然としていたが、最近はむしろ日本よりも暖かい。そして、とうとう最高気温も12〜13℃まで上がるという事態までに達した。先週の金曜日は、驚くべきほどの行楽日和で、小中高がちょうど2週間の休みに入ったというタイミングもあり、マレのヴォージュ広場は、かなりの人で賑わっていた。
ここは、広場を囲むように、そして少し距離を置いてレンガの建物が建っているため、とても歩きやすく、晴れるとかなり見晴らしが良い。ユゴーの住んでいた家が近くにあったり、1612年の建物が現代まで残されていたりと、かなり歴史的価値のある広場である。

ユゴーの「レ・ミゼラブル」は小学校の頃、(確かに)読んだはずなのだか、冒頭と最後のシーンしか思い出せないという博学さのまま、家を訪れ、実はかなり裕福な家庭の生まれだったことや(となるとレ・ミゼラミルは出自に対するアンチテーゼか?)ロダンの彫ったユゴーの彫像やところどころに置かれているエキゾチックや家具がロダンの手掛けたものだったりと、一小説家に収まらない彼の多面性を知ることができた。一緒にいった人は音声ガイドを片手にユゴーの人間性、彼にまつわる愛に触れることが出来た様で、かなり満足していた。やはり背景を知ることも大切なのだろうか。それよりも忘れてしまった物語を再び手にしてみよう。


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by drmbbydrm | 2011-02-15 05:37 | PARIS