Dream Baby Dreaming

Le Japon



このブログを放置し、3ヶ月余り。今、ボクは日本にいる。

この3ヶ月間は最も濃く、最も感情の浮き沈みの多い期間だったと思う。
そして、最も充実した日々だった。
ひょんなことからパリのお店の取材を始め、数多くの人々と出会い、自分の世界がパリの中で広がってゆくのを感じ、いよいよ何かが起こりそうというタイミングでの帰国。幾分エンジンのかかるのが遅い性分で、本当にやりたいことでさえ、他人のプッシュができないと動けないタイプであったことを心から反省すると同時に、いま存在していることのありがたみと、今後、人としてどうありたいかを再確認することができただけでも、地図を持たないものであったにせよ、ボクのパリ滞在は恵まれたものであったと思う。

この街で自分が気になる場所に行き、会ってみたいと思う人に会うことができたのは本当に幸運なことだったと思う。そこには多くの人のアドバイスがあった。ここでお礼を申し上げたい。3ヶ月前はパリの建物が墓石に見えてしまっていたのが、にわかに信じがたいけど。何であんなにも辛かったのか。それは自分が街との関係を上手く築けていなかったからにつきる。目標意識もなく、自意識過剰になり、かなりギスギスしてしまい、楽しめるものも楽しむことができず、ただただ自分で勝手にパニック状態に陥っていた。パリは人々に自ら寄りそることはしないけど、ボクはこういう人間だから何卒よろしくお願いしますと言えば、誰彼構わず、迎えてくれる心優しい街だと思う。治安の悪さも耳にするけど、ボクも一回定期入れや家の鍵を擦られて途方に暮れたことがあるけど、(ちょっとオブラートに包んで)皆人間らしく優しい。少なくともインタビューした方々は、皆さんとても優しかった。ここが日本と違っているから、多くの人はパリは冷たいと感じるのかもしれない。この街はコミュニケーションがとても大事。

多くの人にJe voudrais vraiment revenir à Paris!と言い残し、最後の夜は踊って幕を閉じたボクのパリ生活。いざ離れると、とても恋しい。ここから9000kmは遥か彼方にある様に感じるが、心のなかに、いつまでもこの街の風景は宿り続けるだろう。

A bientôt!
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by drmbbydrm | 2011-12-01 00:31 | DBD