SONGZIO PRINTEMPS ÉTÉ 2012
SONGZIOは韓国出身のデザイナー。日本でその名を聞くことはあまりないが、そのキャリアは長く、90年代初頭から活動しており、2007年以降、舞台をパリに移している。
このデフィレでは、最後まで堅苦しさを感じてしまった。身体を衣服で拘束しているようなイメージ。良くいえば、質実剛健という雰囲気。最初から途中まで黒のルックが続き、シルエットも肩の張った雄々しいものが多く、カッティングも非常に直線的であったため、ある種の強迫観念を感じ、息が詰まってしまったのだろう。どこか自分を受け入れてくれるスペースはないだろうかと探していると、ふと抜け感のある紺色のルックが出てきたので、気が楽になった。
by drmbbydrm
| 2011-07-21 22:03
| PARIS COLLECTION